「希望の青い鳥は飛んでいってしまった。じゃ、どうするか。」「とりあえず、本でも読みましょ」
これまで、さんざん、本は読まん、と宣言してきた私でーすが、状況変われば人変わる。
本屋に行って、本買って、内需に貢献、さらに本読んで、電気使わず、節電に貢献、といきましょ。*1
結構、内容を知ってるよーで、実は知らん、という本は多ーいんじゃーないの。
- 作者: メーテルリンク,Maurice Maeterlinck,堀口大学
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1960/03/22
- メディア: 文庫
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この「青い鳥」ってのは、おそらく、そんな類なんだろーと勝手に思う。
ヒロユキは言う。*2
主人公のチルチルとミチルの兄妹は、長い遍歴の末に鳥が見つからずに帰ってきて、落胆していると、自分の部屋にじつは青い鳥はいた、ああ、青い鳥はここにいたんだ、そうなんだな、遠くではなくて、山のかなたにではなくて、自分たちの生活の、ふっと足もとを振り返ると、そこにこそ本当の希望とか幸福があるんだ、私たちはそれに気づかなかったんだという教訓的なお話だと思っていました。
しかし、驚いたことに、チルチル少年と女の子が青い鳥をとりっこしているうちに、青い鳥は鳥かごから飛び出して、どこかの空遠くに飛んでいき、姿を消してしまったのです。*3
http://blog.livedoor.jp/itsuki_hiroyuki/archives/50973778.html
おいおい、「青い鳥が見つかってよかったねー」みたいなハリウッド的結末じゃねーのかよー。知ってた、こんな結末だったなんて?
で、こんな悲しい結末に対して、ヒロユキは問う。
人間は希望がなくては生きていけない、しかしいま、希望の青い鳥は飛んでいってしまった。じゃ、どうするか。
http://blog.livedoor.jp/itsuki_hiroyuki/archives/50973778.html
はて、どうしようか?
それを考えるために、とりあえず、この本でも読んでみればー。
- 作者: 五木寛之,清重伸之
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1999/06/24
- メディア: 文庫
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ってなわけで、結局何が言いたいのかって言うと、
「青い鳥」って、意外にアダルトな内容なの。
何か、深く考えてみたいなー、という入口としては、サイコーよ。
でも、時に、真実なんてもんより、うそでもいいから夢のある言葉がほしー時もあるでしょ。
そんなときは、ほぼ同じ内容で、ノー天気な結末が用意されてる、こちらがおすすめ。*4
- 作者: ユリシュルヴィッツ,Uri Shulevitz,安藤紀子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 大型本
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自分の状況に合わせて、好きなほーを読んでみたらー
ってこと。