3Dプリンターの話をするとして、それが、なんで、いきなり、ノズルの話なのか?
その昔、http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/ なんてもん書いてたくらいだから、私はブックスキャナとか、本の電子化とか、めっさ詳しかったんよね。なんでか知らんけど。
そんで、どこ行っても、ブックスキャナの技術的な話を聞かれてたわけさ。だから、どこ行っても、いつもの酔っぱらってるよーな口調で、本の電子化な話をしてたわけ。
でも、Book Scannerの技術的な状況や未来像をぺらぺら話すとっきゃ、いっつもね、苦労してたね。
なんでかってーと、技術的な話って、たいてー、わかる人にはわかるけど、わからんやつにはわからんわけで、わからんとこから、わかるとこへは、何らかの「飛躍」が必要なんよね。でも、みんな忙しいから1時間くらいでわかるように説明してくれ、ってリクエストだから、頭かかえた。
その飛躍をするためには、何らかの突破口が必要だったわけさ。
Book Scannerに関して言えば、その突破口が、「スキャンの失敗画像」だったよ。
(ちょっとリンク先が切れてんで、わかりにくいかもしんないけど)たいてー、こんな感じで、スキャンの失敗画像を見せながら、話すんの。
http://simplea.hatenablog.com/entry/20080330/1206911759
そうすると、まぁ、全くの専門外の人でも、なんとなく、Book Scannerの今と未来が、見えたっぽい。
(ちなみに、金型を説明すっときの突破口は「携帯電話の電池」だよ。)
そして、今、私は自称「3Dプリンターおたく」だから、7月4日(木)にMuse Squareってとこで、3Dプリンターについて、お話をすることになった。(こっちみてねー http://connpass.com/event/2522/)
そして、3Dプリンターの突破口として、あれこれとサウナで考えて、朦朧とした頭にニョキッと生えてきたのが、「ノズル」だった。
(Extruder_Nozzle_Variationsで画像検索してみよ)
で、3Dプリンターの話をするとして、それが、なんで、いきなり、ノズルの話なのか?ってことを、言い訳せな、あかん気持ちになってきたんで、こーして、あーだこーだ書いてる。
3Dプリンターの技術的な状況や未来像をぺらぺら話そうと思うんだけど、あれもこれもいっぺんに話をしたら、みんな、わからんくなるよ。
なので、まぁ、細かい点ではちょっと違うこともあるかもしんないけど、大まかに状況把握すんなら、「ノズル」だけ見てりゃー、大丈夫さ、って話。あれこれ考えて、「けっこぉ見晴の良い場所」見つけたから、シェアするよ、ってこと。
たとえばね、3Dプリンターの技術的限界について知ろーと思ったら、ノズルの直径について考えてみるのが、一番だな、と思うわけさ。
さらに、3Dプリンターの技術的チャレンジがあるとすると、ノズル付近での攻防な気がするわけさ。
なので、7月4日は、ノズルについて、結構マニアっくに、話をする予定。
きっと、3Dプリンターや製造業について、何も知らない人でも、3Dプリンターの将来がうっすら見えてくる、かーもしんない。(保証できんけど)
ってなわけで、結局何が言いたいのかってーと、
何かを説明するときゃ、それさえわかれば全体像がうっすら見えてくる、ってゆー「些細な点」を見つけ、それをひたすら話せばえー、と思うよ
ってこと。