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simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

「背伸びをしなくちゃ届かない扉がある」わけで、そん中には、「せつなくもバカバカしく愛しいもん」が詰まってる

シンプル 浮世

引越しの準備っちゅーもんをしてると、部屋のあっちこっちから、忘れかけてたもんが出てくる。懐かしーもんが出てくるたんび、手が止まり、作業が進みませーん。
 
先日「Bop It」が出てきたので、突然当然、お片付け、そっちのけで、「Bop It」選手権のはじまりだー!


まぁ、そんなことはどーでもいーんだけど、家の中には、「背伸びをしなくちゃ届かない扉」っちゅうもんがありますね。(「めったにあけない扉」でもいーですけど。)


そーゆー扉の中には、捨てられないんだけど、普段はまったくもって必要ないもんが入ってますね。たいてい、くだらんもん。


普段は、その存在さえ忘れてんのに、いざ、引越しすんぞ、というときに、ごみ箱に入れられなくて、結局、引越し段ボールに詰めてしまうよーなもの。


ここでちょっと「バツイチ女」さんの話しに耳を傾けてみましょ。
http://blogs.yahoo.co.jp/rinsachi5660/37015731.html

若い頃、私は大人っぽいとか落ち着いていると言われるのが好きでした。凛とした強さを身に付けたくてそう振る舞っていました。

つまり、背伸びをしてたんだね。

オトナぶって・・・底の浅い大人の定義で恋を棒に振ってしまいました。

つまり、背伸びの末、恋愛系で何かしくじっちまったんですね。そんで、そっと、「背伸びをしなくちゃ届かない扉」にしまっておいたんだね。


数年後、こー思った。

昔、両親はとてつもない大人に見えましたが、自分が同じような年齢になり思うのは、大人って大したことないなと。


それなりに責任を果たし、常識非常識も身に付きますが、思う程強くないし、凛とした佇まいもないし、泣くし、悩むし、愚痴るし、貶すし、やけ食いするし

つまり、引越しが近づいて、部屋の整理をして、部屋がぐっちゃぐちゃなんだね。わかるわかる、その気持ち。


そんなとき、ふと「背伸びをしなくちゃ届かない扉」をそっと開けてみたら、捨てれない、くだらんもんが、ぽろっと出てきたんですね。

大人になって良かったな・・・


あの頃は自分が周囲にどう見えているのかが気になって仕方が無かった。
トイレに行くのも恥ずかしさを感じていました。生理現象なのに*1
今はお手洗いに行ってきますと躊躇いなく言えます。

そして、また、今回の引越しでも捨てられず、引越し段ボールに詰めちゃったんですね。*2


ってわけで、結局何が言いたいのかっちゅうと、

誰にでも、「背伸びをしなくちゃ届かない扉」っちゅうもんがあるんだけど、それはね、

  • とてつもなく高いところにあるもんじゃーなくて、
  • 背伸びをして冒険しなくちゃ手に入らないよーな「せつなくもバカバカしく愛しいもん」が中にしまってあるもん

なんじゃーないでしょかね。


そして、

  1. 若いころは、その扉にしまうもんをせっせとため込んで、
  2. ぼくみたいな中年は、扉の中のもんをたまに確認しつつ、さらにため込んで
  3. じーさんになったら、扉の中のもんをながめて、縁側でこんぶ茶でも飲む

ってのが、バツイチ女さんの最後の言葉、「人間に年月あり」ということの意味でしょか?

ってことよ。


ちなみに、「背伸びをしなくちゃ届かない扉」は、こちらの歌詞から。


ちなみに、「せつなくもバカバカしく愛しい」は、こちらの歌詞から。

*1:このフレーズ、ステキです

*2:トイレのたとえだけだと、わけわからんかーもしんないので、原文参照、よろ。まれにみる名文よ。