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simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

GmailとHotmail

シンプル ビジネス 書籍電子化

過去2回で、オープンアクセスについて、ちょこっと考えた。


まとめると、

オープンアクセスは、「誰でも(無料で)使うことができる」ってことなんだけど、その(平均的な)質が良いかどうかは、はっきり言って、ビミョーです*1

って感じ。


前回は、「だから、何だ?」というところで終わった。今日は、シンプルに二つの世界を分けて、考えましょ。


まず、GmailHotmailの話から始めましょ。


Gmailってご存知?Googleって会社が提供するメールのサービス。
Hotmailってご存知?Microsoftって会社が提供するメールのサービス。


極端な例で紹介しましょ。もちろん、現在は、いろいろと変わってきてるので、このまま当てはまらないけど、四捨五入して考えましょ。


Hotmailってのを使う場合、メールが届くと、内容をチェックして、くだらんメールは削除して、残しておくメールは、適当なフォルダに分類しておくの。あとで、昔のメールを探し出そーと思ったときは、その分類フォルダの中を全部見てみたり、日付や送り主順に並べ替えて、これかな?それともこっちかな?と開いて、チェックするわけ。


Gmailってのを使う場合、メールが届くと、(もちろん)内容をチェックすんだけど、くだらんメールだろうがなんだろうが、フォルダに分類したりせず、そのままアーカイブにぶちこんでおくの。あとで、昔のメールを探し出そーと思ったときは、検索手法を駆使して、探しだすの。


ここで重要なのは、2つの点。

  1. Hotmailに比べて、Gmailは、保存できるメールの数が多いので、くだらんメールでも削除する必要がないんです。
  2. Hotmailは、日付だとか送り主とかで並べ替えるしか絞り込む方法がなかったので、くだらんメールはノイズになるのですが、Gmailは、検索の様々な方法で絞り込むことができるので、くだらんメールは特にノイズにはならず、時に「ステキな出会い」に繋がるんです。


というわけで、もし容量が許すならば、よっぽど公序良俗に反するものでない限り、全てのメールは保存しておき、フォルダに分類しておくのではなく、ある程度のタグでもつけておいて、あとは検索力に磨きをかけてピンポイントで見つけ出し、たまたま目に付いた「ステキな出会い」から新しいものを産み出していくことができる(かも)、というのが、Hotmailに対するGmailの特徴かな。(だから、私はHotmailからGmailに乗り換えたの。)


そして、My Open Archiveを見てみましょ。


My Open Archiveを見て、その平均的な質が高くないことを問題にする人は、きっと、Hotmailな世界に住んでるの。逆に、My Open Archiveを見て、その平均的な質が高くないことをそんなに問題にしない人は、きっと、Gmailな世界に住んでるの。


どっちが良いか悪いかではなく、住んでる世界が違うの。


ってなわけで、結局何が言いたいのかって言うと、「いくら検索の技に磨きをかけても、削除しちゃったメールは探しだせないの。でも、(削除せずに残しておいた)くだらんメールを無視することは、初歩的な検索の技でどうにかなるの。ならば、くだらんメールから、万が一、お宝が発見されるかもしれない、わずかーな可能性を求めて、容量の許す範囲で全てを保存しておくってことは、悪くなーい戦略だと思うの。My Open Archiveってのは、そんな戦略で動いてる(かもしんないし、動いてないかもしんない)」ってこと。

*1:だから、そーいうことを宣伝部長が言うな、って声が聞こえてきますが、事実なので、しゃーないんです