simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

分娩予約金20万円の資金調達

病院で、分娩予約*1しました。予約金として、20万円預けてきました。最近は、出産して、お金払えない/払わない人がいるので、予防措置だそうです。まぁ、病院もビジネスですので、当たり前ですね。


ところが、こっちは、20万円用意しなくちゃいけませんので、お盆休み返上で、出稼ぎしなくちゃーなりませんので、大変です。


ただ、我が八千代市は、予約金とかの工面で困ってる人に対して、無利子でお金を貸してくれます。ほとんどの市町村で貸してくれるのでしょーが、ちょっぴり感激です。市役所が好きになりました。
出産費資金の貸し付け:http://www.city.yachiyo.chiba.jp/benricyo/kokuho/02-kyufu03.html#SEC3


いくら貸してくれるかって言うと、「出産育児一時金の9割まで」ということで、まぁ現在、一時金は38万円ですので、貸し出しは34万円くらいですね。


さっそく、市役所へ行ってきました。


市役所の説明ですと、出産日を証明する書類が必要とのこと。病院で、20万円の予約金を払った領収書に、「出産予定日」が書かれているので、それを提示したところ、「ちゃんとした証明書」が必要です、との回答。


さっそく、病院へ電話してみたところ、証明書の発行は、2,500円です、とのこと。


ここで、シンプル計算がはじまりました。*2

34万円を2ヶ月貸してもらうのに、2,500円を払う必要があるということは、


(2,500 ÷ 2 x 12) ÷ 340,000 ≒ 0.044
(1年の支払利息 ÷ 借りた金額)

ということで、年率4.4%でお金を借りることになります。


まぁ、一般の銀行が仮に貸してくれたとしても、5%以上でしょうから、それよりは、少しお得かもしれません。家族、知人が誰も貸してくれない状況で、銀行も貸してくれない、あとは、サラ金しかない、という状況なら、かなーり良いかもしれません。


我が家は、幸いにも、豚の貯金箱に500円玉をコツコツと詰め込んでいたので、診断書を2,500円で発行してもらってまで借りることはしませんでした。でも、もし、診断書なしで、母子手帳などで貸してもらえたら、豚の貯金箱を壊す必要もなく、もっと八千代市役所を好きになったと思います。


結論:今年の10月から、制度が変わる*3はずなので、10月以降は、こういう予約金とかもいらなくなるでしょー。そーすれば、この貸し出し制度は意味がなくなってくると思いまーす。なので、あえて、貸し出し制度に挑戦してみたわけ。その結果分かったことは、不正防止のため、ちゃんとした証明書がないと貸さない八千代市の姿勢は、税金を納めている市民として、とっても支持します。しかし、病院が発行する証明書が2,500円かかる、という点を考慮して、母子手帳の記述内容で貸してもらえれば、すごーく良かったのに、と思うよ。

*1:要するに、出産の予約です

*2:かなり誤差を含みますので、ご注意あれ

*3:特に出産育児一時金受取代理制度の部分