漢字でサイン
Googleで、「漢字でサイン」って検索すると、たーくさんの話がでてくる。時間の許す限り、ぜーんぶ読んでみてよ。
要は、海外でクレジットカードで買い物するときや、何かの書類にサインするときに、漢字でサインしてよいものか?ってなことについて。
一番問題になるのは、
漢字でサインをしたときに「読めないから英語でサインして」と*1
書き直しを食らうこと。
まぁ、ジョーシキ的に考えれば、
サインに英語も日本語もないだろう*2
と思うのだが、たいてい、
反論するもののらちがあかず、アホな担当者に当たってしまったとあきらめ*3
ることになる。
私はサインを全て漢字(らしきもの)で通してきたので、この手の騒動には、トーゼン数多く巻き込まれたよ。そのうち、いくつかは、あきらめて「英語っぽい」サインを併記することで妥協。(たいてい、併記で納得するもんで、併記でいいサインってなんじゃら?とは思うが、そこが面白い、人間の心理ってもんは。)
あと、私は字が汚い。だって、20年くらいずーっとワープロで書いてるんだもん、字が汚いってよりも、字が書けない。そーすっと、漢字だろうが、英語だろうが、タイ語だろうが、同じサインを2度と書く自信がなーい。(だから、私と何か契約する場合、サインさせないほーがいいかも。)
ってなわけで、結局何が言いたいのかって言うと、「まぁ、アメリカに限っての話かもしれないけど、何が正しくて、何が間違っているのか、ってのはあんまし決まってなくて(または、決まっていたといても、いつでもチャレンジする余地があって)、何事も話し合いの世界なわけ。だから、このサインの話もね、日本風に、こーするべし、みたいな「基準」を持ち込もうとすると、痛い目にあうと思うよ。まず、自分はどんな根拠で何を信じて行動してるのか、ってのをちゃんとして、相手が違うこと言ったら、反論しまくるってのが定石。そんでも埒があかんかったら、どっか中間地点に妥協点を見出せばいいわけ。これがアメリカンな生き方だと思うよ。だから、漢字でサインにまつわる騒動を、めんどうなことと考えるのか、交渉の余地あり、っていうアメリカ文化の側面を見たぞぃととるのか、それはあなた次第かなぁ〜」ってこと。