simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

キミは、派手な煙の向こうに何を見るか

こんなこと書くと、勘違いして怒る人現れるだろから、あえて、書いときましょ。

いまなぜ青山二郎なのか (新潮文庫)

いまなぜ青山二郎なのか (新潮文庫)


「大切なものは目に見えない(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20120629)」なんて話をする場合、青山二郎を忘れちゃいけないね。


二郎ちゃん知らん人は、こっち見よ wikipedia:青山二郎


いつものごとく、チョーシンプルに説明すると、

青山二郎というのは、いままで日本に生きていた人の中で、「何をやっていたのか、分からない」度で、一番の人

ということ。


彼の自宅には、夜な夜な、すげー面々*1が集まり、くだらん話をしていたという。*2


だから、あえて問おー。「いまさらなぜ青山二郎なのか?」


短い文章で、どこまで言えるか分からんけど、答えてきましょう。

松岡君、言います。

利休の根本思想には茶道も礼儀もなく、その“なさかげん”が茶碗に残ったというふうに見た。


http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0262.html


二郎ちゃんも理解不能なら、松岡君も理解不能ですね。


なので、翻訳すると、

みんな、すぐに、形式にこだわります。固執すると言ってもいいでしょね。


なぜなら、自分の薄っぺらさを隠すためです。


利休という人がいたのですが、彼は違った。「茶道」だとか「礼儀」だとかゆー、くだらんもんが、一切見当たらない。そーゆー、形ばかりのもんが、全くない。


その“なさかげん”が、利休のすごいところなんやね、と二郎ちゃんが言ってるね、と松岡君は紹介しとんよ

ということですね。


ってなわけで、結局何申すものかと申すと、

水窪ってところで、飲み会してきました。
そこには、「形式」も「目的」も「礼儀」も何もなかった。その“なさかげん”が、「単なる飲み会」のすごいところなんやね


そして、その“なさかげん”こそが「いまさらなぜ青山二郎なのか」という問いへの答えであり、そして、大激動の今を生きるために、ヒツヨーなんかなぁ、と思うわけよ


(写真)
http://www.flickr.com/photos/omoon/sets/72157630379235344/
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.4016831974825.2170798.1102111549&type=1&l=17be60e6e7
(レポート)
http://d.hatena.ne.jp/satts/20120701/1341150204
http://d.hatena.ne.jp/sap0220/20120701/p1
http://d.hatena.ne.jp/rinta6u/20120702/1341196790
http://d.hatena.ne.jp/kotar0321/20120701/1341155286

ってことでござる。*3

*1:小林秀雄河上徹太郎中原中也永井龍男大岡昇平白洲正子宇野千代などなど

*2:その様子を見たい人は、http://www.nhk.or.jp/drama/shirasujirou/ でも見てね

*3:Jinを見てる最中ので、口調が「ござる」