何を惜しみ何を恨まん元よりもこの有様の定まれる身に
さて、またもや、「飛行機出発まで30分というところで、なんで、こんなもん書いてんでしょね」です。
久しぶりに、政治っぽいこと書きましょ。
タイトルの
何を惜しみ何を恨まん元よりもこの有様の定まれる身に
というのは、陶晴賢(すえ はるかた)っちゅうワカモンの辞世の句でーす。(wikipedia:陶晴賢)
意味としては、「もー惜しまんよ。もー恨まんよ。だって、最初から、こーなることは決まってたんだもんね」って感じ。
陶晴賢って名前を知ってるやつも、こいつが何したのかってことを知ってるやつも、かなりマニアだね。
おそらく、大半の人、知らんはずなので、いつものごとく、簡単に説明しとくと、
日本三大美人と言えば、「秋田、京都、石川」かな?
真偽はともかく、そんな三大○○はいっぱいあるわけさ。
そんな中、日本三大奇襲ってのがあって、その一つが「厳島の戦い(いつくしまのたたかい)」だね。(wikipedia:厳島の戦い)
ってこと。(こんくらい知ってれば、単位はもらえるでしょう。)
さて、この人は、謀反な人となってますね。「陶殿謀反ルート」なんてもんまであるらしー。http://fukubara.web.infoseek.co.jp/2003a/2003_5_6.htm
なんで謀反な人なのかっちゅうと、負けたからですね。
世の中、勝てば官軍だっちゅうことです。(wikipedia:厳島の戦い)
さて、雑談はここまでで、本題はここから。
陶晴賢の最大の敗因は、
情報戦に負けて、逃げ場のない場所に身を置いてしまったこと
と断定しときます。
簡単に説明しとくと、
敵の毛利さん*1が、つぶやいた。「今、厳島に来たら困る なう」
それを見た陶晴賢は、「こいつ、こんなことつぶやいてるよー、アホじゃん。手の内ばればれじゃーん。こっそり攻めちゃおうぜ、なう」
しばらくすると、毛利さんせめてきた
陶晴賢、「やばい なう」とつぶやいたとき、すでに手遅れで、逃げ場がない
そこは島なのに、船が一個もない
「がびーん なう」
「何を惜しみ何を恨まん元よりもこの有様の定まれる身に なう」
・・・
ってこと。詳しくは、wikipedia:厳島の戦いをみてください。
ってなわけで、結局何が言いたいのかっちゅと
悪知恵働かせて、みんなをおびき出す人います。
それにヒョコヒョコつられた人たち、痛い目にあいますね。
同様に、今、政府(セーフ)の「安全(セーフ)です」というつぶやきを真に受けて、厳島にひょっこり現れると、逃げ場を失いますね。
まず、何よりも、退路が断たれるよーな場所、状況には、いっちゃーいけませんね。自分がそんな場所にいるとわかったら、すぐに、ヒナンしましょぉ
何言いたいかわかりますね?
ってなわけで、今から、しんがぽーやじゃかるた〜への退路を作りに行ってきますので、いつでも、ヘルプ必要なら、声かけてね〜
ってこと。
*1:残念ながら、小五郎じゃないよ