ところが、ボクは、話なんてもんをしに行ったんじゃーない、初インドネシア訪問記
インドネシアに片道12時間もかけて、現地滞在22時間にも満たない「1泊3日旅行」してきましたー
みんな曰く、そんなら、Skypeで話したほーがいーんじゃねー?
たしかにね、一理二理あんよ。
ところが、
「昨今の通信手段の進歩から、[わざわざインドネシアまで行かんでも]コミュニケーションが出来るようになった。しかし、・・・実際に会って話をする方が良い結果を生む事が多い[と思いこむしかあるまい]。」
っちゅう、何の根拠もない確信をもって、とりあえず、強行スケジュールで、初インドネシアしてきたわけさ。
結果からすると、「急趨華圃」という単純極まりない事実を再確認してきたわけやね。
懐かしですね、この四字熟語。(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20081020#1224464093)
簡単にせつめーしとくと、
昔、梅園っちゅう哲学者がいました。
彼は、こんな感じ(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20081011)でエラいんです。
そんな彼の言ったことで、
欲識華 與先繙華譜 急趨華圃
華(はな)を識(し)らんと欲(ほっ)せば、先(ま)ず華譜(かふ:花の図鑑)を繙(ひもと)かんよりは、急ぎ華圃(かほ:花壇)へ趨(はし)れ
というもんがありまして、言い換えますと、
インドネシアのことが知りたいとする。
地球の歩き方みりゃ、なんでも載ってる。
ネットで調べりゃ、写真つきで、詳しく解説されてる。
じゃ、わざわざ行くことないんじゃねー
ところが、現地じゃよくある普通の交差点にわが身を置いてみると、何かを感じるんだな。
こんな動画を見てるだけじゃ、伝わってこない、何かが響くんだな。
その響いてくる「何か」が、知るってことじゃーないかね。
ってこと。
ってわけで、結局何が言いたいのかってちゅうと、
今回、重要な商談で現地まで行ったんだけど、話し合った内容や、決まった内容だけをとれば、わざわざ片道12時間も狭い飛行機に乗ってく意味なんてあーるわけない。
ところが、ボクは、話なんてもんをしに行ったんじゃーない。
ボクが遠路ハルバルしたのは、彼と握手をするためだよ。
最初に会って、握手した。
最後分かれるとき、握手した。
そのためなら、たとえ、現地滞在が22時間だろーが、12時間だろーが、おれが行かんでどーする
ってこと。