simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

ところが、ボクは、話なんてもんをしに行ったんじゃーない、初インドネシア訪問記


インドネシアに片道12時間もかけて、現地滞在22時間にも満たない「1泊3日旅行」してきましたー


みんな曰く、そんなら、Skypeで話したほーがいーんじゃねー?


たしかにね、一理二理あんよ。


ところが、

「昨今の通信手段の進歩から、[わざわざインドネシアまで行かんでも]コミュニケーションが出来るようになった。しかし、・・・実際に会って話をする方が良い結果を生む事が多い[と思いこむしかあるまい]。」

http://www.facebook.com/simpleA/posts/139413182845029

っちゅう、何の根拠もない確信をもって、とりあえず、強行スケジュールで、初インドネシアしてきたわけさ。



結果からすると、「急趨華圃」という単純極まりない事実を再確認してきたわけやね。


懐かしですね、この四字熟語。(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20081020#1224464093


簡単にせつめーしとくと、

昔、梅園っちゅう哲学者がいました。


彼は、こんな感じ(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20081011)でエラいんです。


そんな彼の言ったことで、

欲識華 與先繙華譜 急趨華圃


華(はな)を識(し)らんと欲(ほっ)せば、先(ま)ず華譜(かふ:花の図鑑)を繙(ひもと)かんよりは、急ぎ華圃(かほ:花壇)へ趨(はし)れ


http://www.pref.oita.jp/14540/turn/h18/summer/01.html

というもんがありまして、言い換えますと、

インドネシアのことが知りたいとする。


地球の歩き方みりゃ、なんでも載ってる。


ネットで調べりゃ、写真つきで、詳しく解説されてる。


じゃ、わざわざ行くことないんじゃねー


ところが、現地じゃよくある普通の交差点にわが身を置いてみると、何かを感じるんだな。


こんな動画を見てるだけじゃ、伝わってこない、何かが響くんだな。


その響いてくる「何か」が、知るってことじゃーないかね

ってこと。


ってわけで、結局何が言いたいのかってちゅうと、

今回、重要な商談で現地まで行ったんだけど、話し合った内容や、決まった内容だけをとれば、わざわざ片道12時間も狭い飛行機に乗ってく意味なんてあーるわけない。


ところが、ボクは、話なんてもんをしに行ったんじゃーない。


ボクが遠路ハルバルしたのは、彼と握手をするためだよ


最初に会って、握手した。


最後分かれるとき、握手した。


そのためなら、たとえ、現地滞在が22時間だろーが、12時間だろーが、おれが行かんでどーする

ってこと。