個人的に最もジューヨーだと思う考え方:ターンパイク定理
(久しぶりに、手の内、暴露しときます。)
理論的な正しさ、とか、そんなことは別として、ひとつの考え方として、私は、「ターンパイク定理」ってもんを、すんごく重要視し、実践してんの。
詳しいことは、詳しい人に任せるとして、かなりシンプルに説明しとくと、「ターンパイク定理」ってのは、
どっか行くときは、目的地近くまで高速道路(ターンパイク)でいきましょー
ってこと。
この図にあるように、AからBへ行くのに、点線で行くと最短距離なんですが、一度、太い青線(高速道路)まで行って、そこを突っ走って、近くまで行ってから、Bへ向かったほうが、早いんとちゃう、ということです。
ヒジョーにアホくさい定理で、こんなもんの証明で、ノーベル賞がうんちゃらかんちゃら、とゆーあたり、経済学者ってのは、ヒマ人の集団なんだね、と思うエピソードです。*1
そんなことはさておき、私が、なぜ、このターンパイク定理を重要だと思うのかっちゅうことを、順追って、説明しましょ。
人生の中で、AからBへ向かいましょう、って場面は、多くありますね。
そんとき、都度、AからBへの最短距離みたいのを進もうとするのもよいでしょう。
だけど、私は、できるだけしないよ。
じゃ、私はどーすっかっちゅうと、自分の経験や、他人の経験談を頼りに、A方面からB方面へ向かってると思われる「高速道路」を探します。そして、たとえ遠回りでも、その「高速道路」まで行って、近くまでビュンビュン行って、そこからBへ向かいます。
(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20080211、この話と関係してるんです)
これを繰り返していると、たいていの場所へ行くことのできる「高速道路」が見つかるんです。
私が頻繁に使う「高速道路」のひとつが、社名の通り、「シンプル」なんですね。*2
http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20071109#1194597873
もちろん、「高速道路」の中には、渋滞してて、全く使えないものもあるし、(本当はいけないことなのですが)一般道路のくせに、「高速道路」並みにビュンビュン行ける道路とかもありますね。
(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20071112、この話と関係してるんです)
ってなわけで、結局何が言いたいのかっちゅうと、
ここまで読めばわかるよーに、ターンパイク定理ってのは、MBAっちゅう「胡散臭いシステム」の基礎にもなっている考え方ですね。MBAの問題は、地図に載っている「高速道路」だけを紹介して、そこへバカ正直に誘導してる、というところです。そりゃ、大渋滞してて、使えんよ。*3
たいてーの場所へ行くことのできる「高速道路」っちゅうのは、普通は、地図に載せないさ。
うちは、たまたま、社名にもかかげちゃってるから、「シンプル」だけは暴露しちゃってもえーじゃん、ってだけ。当然、他にも、すいてる「高速道路」知ってるから、できることだよーん
ってこと。