simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか

「西洋文明に絶望したゴギャーンが楽園を求め、タヒチに渡ったのは1891年4月のことであった。」 ウィキペディア

 

 それからちょうど122年たった。(どこが「ちょうど」なのか?)

 

 別に東京に絶望したわけじゃーないし、楽園なんて求めちゃいないけど、本社を移転することにした。2013年3月21日登記予定。

 

新社屋は、こんな感じ。黄色いジャケットに黄色い帽子をかぶった守衛さんが、ちゃんと24時間体制で守ってくれる。この堅牢なセキュリティが決め手だった。

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さらに、四方山に囲まれているため、イーモバの電波が届かないので、敵の追跡から逃れることが可能だ!自然の電子妨害装置を完備している。

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機密情報をこんもりため込んでいるsimpleAという会社は、ここまで、情報セキュリティに真剣なのよぉ

 

さて、simpleAの歴史をひもとくと、

2007年に、千葉県八千代市で生まれた

2009年に、新宿区北新宿に移転した

2011年に、北区赤羽に移転した

そして、2013年、浜松市天竜区水窪町に行くんだ。

 

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というわけで、順調に、西へ西へ進軍してきたわけですが、ここからどこを目指すのか?

 

 

さて、冒頭のゴギャーンに戻ると、

西洋文明に絶望したゴギャーンが楽園を求め、・・・タヒチに渡った・・・。しかし、タヒチさえも彼が夢に見ていた楽園ではすでになかった。タヒチで貧困や病気に悩まされたゴギャーンは・・・フランスに戻る。・・・[すったんもんだがあり]パリに居場所を失ったゴギャーンは、・・・再びタヒチに渡航した。

タヒチに戻っては来たものの、ゴギャーンは希望を失い、死を決意した。・・・絶望のなかで、遺書代わりに・・・『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を仕上げた。しかし自殺は未遂に終わる。

 

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要するに、タヒチに行けばどーにかなると思ってたけど、現実はそんな甘ーくなかったよ、ってことだね。 

 

そーゆーゴギャーンの話を聞くと、僕は、『青い鳥』を思い出す。

 

 前にも書いたけど、

青い鳥 (新潮文庫 メ-3-1)

青い鳥 (新潮文庫 メ-3-1)

この本は、「青い鳥が見つかってよかったねー」みたいなハリウッド的結末じゃーないって知ってた?知らん人は、こっちでも見てね http://simplea.hatenablog.com/entries/2011/03/30

 

 

結局何が言いたいのかってぇと、 こゆこと。

 

ゴギャーンみたいな「甘っちょろい」人、っているよね。

 そんな人について、あれこれゆーつもりはないけど、僕は、2年前にここで宣言した通り、「意地」を見せるよ。

 

「私たちはいま、大変なところに立っている・・・絵にかいたような[楽園]なんかは、[山の中にポツンと存在してるわけじゃーない]・・・それはやっぱり自分でつくりあげなけりゃしかたない。」

 

 そう、今回の本社お引越しで、ゴギャーンが見つけられなかったもの、それを探すんよ。

 

 

夏に、「第2回simpleAのアジア戦略に物申す会in水窪」をやるだろーから、そんとき、新社屋を見にきてyo!

http://d.hatena.ne.jp/rinta6u/20120702/1341196790