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simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

なにゆえにくだきしみぞとひととはば

その昔、谷川士清*1というじいさんがいました。


でも、別に、生まれたときから、じいさんだったわけじゃーなく、そのまた昔は、赤ちゃんだったらしー。


そんなくだらんことはさておき、この谷川さんは、日本で最初くらいに、本格的な国語辞書を作ったってんで、ちょいとした有名人です。彼のことを知らなくても生活に困りませんが、知ってると合コンで一目置かれます。(たぶん)


さて、そんなプチ有名人の谷ちゃんについて、言っておきたいことが、2つある。


ひとつ!


谷ちゃんは、

亡くなる1年前 安永4年5月 自分の学説が反古で残っていることで、誤り伝えられないようにするために、不用になったメモや下書き(反古)を埋めてその上に碑を建てた


http://www.ztv.ne.jp/ann/ooatari/kotosuganew.html

らしいんです。これは一見立派な行動なんですが、My Open Archive(http://www.myopenarchive.org/)という神輿の担ぎ手としては、好かん考え方です。反古だろーが何だろーが、全部残しておこーぜ。そういうものが残されている上での、最終形態の作品が、「自分の学説」じゃーないでしょか?


ふたつ!


その反古が埋められてる場所に立ってる碑にこんなことが書かれてるそーなんです。

なにゆえにくだきしみぞとひととはば それとこたえむやまとたましい


見難いので、漢字にしてみましょ。

何故に 砕きし身ぞと 人問わば それと答えむ 大和魂

というわけで、要するに、「どおーして、僕はがんばってるんだろー?」と自問した挙句、「そうだな、大和魂ってことにしておこー」という意味らしい。


そんで、これを

「身を粉にして勉強して[で]も日本人の心が[どーしても]知りたい」


http://www.hyakugo.co.jp/mie/09/04/page03.html

という意味だと考えるのが一般的でしょう。


でも、私は、

僕が何でもかんでもがんばっちゃうのは、何でかよー分からんけど、自分の中にある大和魂っちゅうもんが、勝手にそーさせるよーな気がすんよ

ってことだと考える。


人は皆、そーいう永久不滅の発電装置のよーなもんを、心の奥深くにもってて、それを名づけるとしたら、まぁ、大和魂で、ええんちゃうか、って感じでーす。


というわけで、結局何が言いたいのかって言うと、「なんのために生きてんのか、とか、なんでがんばってんのか、と自問するときが、一度や二度あるはずね。そんとき、家族のため、自分のため、お金のため、・・・なんて、そんなミミっちぃこと言ってねぇで、そーじゃない、大和魂が勝手にそーさせんだ、って答えてりゃ、いーじゃないか。少なくとも、私は、そーやって、生き延びてきとるんよ」ってこと。

*1:見慣れない漢字ですが、「タニガワ コレスガ」って読むらしー