simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

兵站線

前回は、simpleAの守りの側面をお伝えすーるため、「総構え(そうがまえ)」ってのを説明したの。


守ってばっかいてもしゃーないので、攻めて行きましょ。だー!!


つまり、今日は、simpleAがアバンギャルドで戦いを挑むとき、いかにして兵站線は保たれているのか、っちゅうお話です。



ちょっと遠回りします。


「収入と支出のバランス」って言われれば、だいたい、誰もが思い浮かべることがあるでしょ。


つまり、
1.収入<支出 ってダメじゃん
2.収入>支出 ってステキじゃん
ってことですね。*1


ところが、「2.収入>支出」の状態でも、その後の人生が二つに分かれる(はずな)の。


前に、「ストックとフロー」というのを持ち出して、

フローの世界は常識的に理解できて、ほとんどの人が間違ったことはしないんだけど、ストックの世界ってのは常識がねじ曲がってんよ。「フロー/シンプル」な生活に戻りましょ。


http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20090602

っぽいことを主張したんだけど、覚えてる?


この図を見りゃ分かるように、

「収入>支出」の状態の時、ストックが発生する可能性(危険性)がある。


そして、この図は、わざとみんなを奈落の底へ落とす意図*2で作られたものですので、気を付けてねー。どうやって、奈落へと進んでいくかは、こっちを参考に。要は、「ストックで常識スイッチがオフにされて、ラチェット効果の片棒を担いで、借金まみれに陥っていく」ということです。
http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20071129
http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20090603
http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20090604


なので、これからは、違う図を思い浮かべましょ。

おおまかに解説しておきましょ。

  1. 収入が水道管を伝って来ます
  2. でも、支出はあくまで、「漏れ」です
  3. 蛇口をひねって大事な芽を育てるのです


そして、10年後、立派な実ができたら、実を食べるんだよ。

 


こーいう図で考えていれば、まず奈落の底へは落ちんでしょう。*3


さて、本題です。


ここまで来たら、もはや、くだらん解説は入れないほーが良いでしょう。下図でも眺めて、あれこれ考えてみてください。

さて、上図で、アバンギャルドは、蛇口Cです。そこで闘うsimpleAの兵站線が、いかに保たれてんのか、分かったかしらん?*4


たったひとつだけ重要なこと:フローには、収入と支出以外に、収穫というもんがあるんだよ。

*1:こう思わん人は、政治家や官僚に向いてます。

*2:もちろん、コチョーですが、そんな意図は微塵もなくとも、奈落の底へ誘導してしまう可能性を秘めてると思うんです

*3:効果には個人差がありますので、奈落の底へ墜ちちゃったら、ごめんなさい。

*4:こんな感じで、いつでも、兵站線を意識して、前に進んで行ってくださーい、ということです