simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

本を読んでみたよぉ

突然ですが、本を読んでみた。


完全なる証明

完全なる証明


おそらく、何かの間違いで、定期的に、文芸春秋の下山さんより、本が届くんだけど、読書しないことをモットーとしている私は、パラパラとめくってみるも、興味が湧くわけありませーん。


ところが、今回は、やられてしまいました。


ペレルマンの話だというので、ちょっと興味を持ってしまい、最初の数ページを読んでみたら、やめられなくなっちゃった。


そして、最後まで読んだ。(こんな長ーい本を最後まで読むなんて、何年ぶりでしょーかねー)


この本はとにかくすごい。何がすごいかというと、

ロシア人の名前がたーくさん出てきて、覚えきれず、あとでもう一度出てきたときに、はたして、この人は誰だったのか?としばらく立ち往生。なかなか先へ進めません。

ってなことじゃなくて、

訳者あとがきにもあるよーに、

これまでの書籍では、ポアンカレ予想とその証明に焦点があわせられていたのに対し、本書は、ペレルマンという数学者そのものに焦点を合わせ

ているので、数学ってのが、どんだけヘンテコな世界なのかが、ヒジョーに分かる

ってなとこ。


しばらくすれば、間違いなく、ハリウッド映画として上陸してくるでしょう。なので、あえて本として読む必要なーいかもしんないけど、読んでみればぁ。