育児休暇について考えた
育児休暇宣言（http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20090801）をしたので、いろんな方から、「がんばってね」と言われる。ありがと。
ところが、中には、「いいね」とうらやましがる人がいる。
おそらく、おおよその境界線として、育児経験がある人は「がんばってね」と言い、育児経験がない人は「いいね」と言う、かもしれない。
（いつもより早いタイミングですが、）何が言いたいのかっちゅうと、こちら*1でもコメントしたよーに、育児休暇を休暇だと考えると「いいね」と言うだろうが、育児の実態は、そんな甘いもんじゃーなかった。
語弊ありで正直言って、育児より、仕事のほーが、かなーり楽チンでーす。
子供ってのは、ゆーこと、聞きませーん。人がメール打ってると、ちょろちょろ寄ってきて、キーボードを連打し、挙句のはてに、Enterまで押しちゃって、はい、送信！「ちょっと、やめてー・・・やめなさーい・・・こらー、やめろー・・・おんどりゃー、あっちいけー、くそがきー」と爆発してしまい、子供は泣き出し、それをなだめるのに、30分。
子供ってのは、何をしだすか、まったく予測がたちませーん。食事中に、突然踊り出す。そして、お椀に手があたり、お椀は落下し、味噌汁が床にぶちまかれる。怒っちゃーいけないと思い、冷静に、床を掃除していると、今度は、他の食べ物を手で握ってつぶして遊んでたりする。「こらー、くそがきー」と爆発してしまい、子供は泣き出し、それをなだめるのに、30分。
子供ってのは、理解不能でーす。一緒に風呂に入る。シャンプーで頭をゴシゴシした後、流そーとすると、嫌がる。目をつぶってれば、大丈夫だよ、と優しく言ってみる。「ふにゃふにゃふにゃ」とわけのわからないことを言ってくるが、全く理解できず、2、3回聞きなおす。すると、イラついてきて、突然切れて暴れ出す。転倒する。顔面を床にぶつける。子供は泣き出し、それをなだめるのに、30分。
トホホホホ・・・・
育児休暇というのは、名称が良くない。
休暇だと思うと、（会社に）残された者が癪にさわるかもしれないので、名称を「育児研修」だとか、「地獄の育児特訓」とかにすれば、少しは理解が得られるのではないかと。
実際、育児は、かなりの忍耐力と体力を必要としますよね。あれは、「休暇」ではなく、「修行」です。
というわけで、結局何が言いたいのかっていうと、「世の父親に問う。この逃げ出したくなるよーな「修行の場」を、母親に独占させて良いものでしょうか？これでは、母親ばかりが人間として成長していって、父親はいつまでたっても「大きな子供」じゃーないですか。それじゃー、男の一分が立ちません。母親の手から、少しでも、育児を奪い返そーじゃーありませんかー。わけのわからん子供に、とことん付き合って、大きな人間を目指そーじゃありませんか*2」ってこと。
