simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

ペタな世界

(うちのPCだと、「ぺ」と「べ」が区別しにくいんだけど、題名は、PETAのほーね。)


今日は、Wiredの記事を、マニアな視点でみましょ。

1テラバイト 200ドルで買えるHDD、26万曲が入る
20テラバイト Facebook.comに毎月アップされる写真
120テラバイト ハッブル宇宙望遠鏡がこれまでに残した画像やデータの全て
330テラバイト 大型ハドロン衝突型加速器ってのが毎週生み出すデータ
460テラバイト 米国気候データセンターっとこが整理してるデジタル気象データの全て
530テラバイト Youtubeにあるビデオ
600テラバイト Ancestry.comにあるGenealogy関連のデータベース
(1790〜2000年の米国国勢調査資料もあるんよ)
1ペタバイト Googleのサーバーが72分で処理できるデータ量


http://www.wired.com/images/article/magazine/1607/pb_intro_f.jpg


これは、よくある「Googleはすごいわね」っちゅう記事(http://www.wired.com/science/discoveries/magazine/16-07/pb_intro)の「つかみ」画像。でも、書籍電子化マニアな私は、こちらに注目。

600テラバイト Ancestry.comにあるGnealogy関連のデータベース
(1790〜2000年の米国国勢調査資料もあるんよ)


さらに補足。書籍電子化ってのは、大量のデータを作り出すんだけど、1冊あたり1.5GBくらいを想定していただくとよろしいかと。その根拠は、「なーんとなく、そー思うんだもん」ってこと。


ってなわけで、結局何が言いたいのかっちゅうと、「Googleが72分で処理しちゃうって噂の1ペタバイトってのは、だいたい70万冊くらいを電子化すると到達すんの。70万冊ってのは、静岡大学附属図書館(http://www.lib.shizuoka.ac.jp/)くらいなので、近くの人は見に行ってみよう。それがペタな世界なんですぅ。ちなーみに、アメリカには約3,000万冊の書籍がある(かもよ)。それがもし全て電子化されると、43ペタバイトくらいになる(かもよ)*1。」ってこと。

*1:でも、それって、Googleのサーバーが54時間程度で処理する量なんだって。この世界、すごいんだか、たいしたことないんだか、よー分からん