simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

シンプルのすすめ


simple Aを「全くもって、シンプルじゃない」と評する人は多い。っていうか、みんなだー!


今日は、久しぶりにヒマなので、マジメに応えておきましょ。(でも、筋トレにいっちゃうので、それまでの時間で。)


アマルティア・センって人がいる(らしい)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3


このセンちゃんを要約すると、

平等だとか、不平等だとか、ゆーけれど、もーちょいマジメに話そーよ

ってなこと(らしい)。


センちゃんに言わせれば、何が不マジメかって言うと、

私たちは簡単に「平等」だとか「結果の平等」「機会の平等」、「能力」や「学力」という言葉を使ってしまうし、定義することなしに疑うことなしに暗黙的に共通見解を持っているような気がしたまま話を進めてしまう。けど、何の平等なのか。


それをこの本は問う。
不平等の再検討―潜在能力と自由


http://www.amazon.co.jp/dp/4000028782/
mmmさんのカスタマーレビューより

ってな、難しそーなことはさておき、要は、「何の平等なの?」はっきりしてよね、ってこと(らしい)。


さて、もー分かってると思いますが、みなさん、「何のシンプルなのか」はっきりしてよねー。


simple Aの公式見解として、最低でも2種類の「シンプル」があると思ってるんよ。

  1. はじまりのシンプル
  2. おわりのシンプル


はじまりのシンプル(おわりのNotシンプル)

コッホ曲線はご存知?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%9B%E6%9B%B2%E7%B7%9A



見りゃわかるけど、これは、はじまりが非常にシンプルでしょ。「線があったら、その真ん中をぐいっとつまんで持ち上げる」だけ。その繰り返しで、こんな(↓)ことになっちゃうらしい。できあがりを見る限り、全くもって、シンプルじゃなーい。

http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:Koch_curve.svg?uselang=ja


おわりのシンプル(はじまりのNotシンプル)

クレヨンしんちゃんの床の間の掛け軸に「色即是空」という文字が書かれてい」るそうなんですぅ。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1933274.html


このシンプルなたった4文字の意味は?と聞かれて、応えてる面々は、全くもって、シンプルじゃなーい。唯一、「新井満 自由訳 般若心経を読んでください」というkatyanさんがシンプルだけど、般若心経ってなもんをぜーんぶ読めってことらしく、そっちが、全くもって、シンプルじゃなーい。


ってなわけで、結局何が言いたいのかって言うと、

simple Aはシンプルだよ。でも、ふたつのシンプルを使い分けてんの


例えば見た目にシンプルにしてるもんは、その裏に、膨大な非シンプルが隠れてんよ。そっち側でお付き合いしてる人たちは、全くもって、シンプルじゃなーい、と思うわけ。


逆に、はじまりをシンプルにしてるときもあんよ。でも、その出来上がったもんを見た人は、全くもって、シンプルじゃなーい、と思うわけ。


今までで一番多かった質問は、simple Aからsimple Zまで26個もやって、大丈夫なの?ってこと。これは、はじまりのシンプル(おわりのNotシンプル)の代表例で、ぜーんぜん大丈夫。26個もあって、非シンプルに見えるかもしれないけど、はじまりはとってもシンプルにしてあるから。


さて、みなさんも何かとシンプルにね

ってこと。


じゃ、筋トレ、筋トレ。