simpleA記

馬にふつまに 負ほせ持て

simple B, C, D, E, P and T


ちょっとだけ、うちの会社の話を聞いてくださーい。


うちの会社は、「合同会社 simple A」って名前なんだけど、なんでそんな名前なのか、ってこと。ホントのこと書くので、みんな(特にうちのクライアント)には内緒ね。「なーんだ、そんな由来だったのね」ってバカにされちゃうと困るから。


会社名決定までの経緯:


私はスパイが好き。できれば、スパイになりたい(かも)。
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なので、日本帰って会社作ろーと思ったとき、CIAって名前にしたかった。これホント(私の妻に聞いてみてください)。いまだに、私のPC内では、会社設立や会社の方針に関するファイルは全て、CIAというフォルダに整理されてんだよ。(もひとつ、FBIってフォルダもあるんだけど、その中身は企業秘密。)


次に、CIAってドメインが取れるのか調査したら、CIA.comみたいのは、もちろん、ぜーんぶダメだった。


そーすっと、例えば、(CIAgent.comはダメだったけど、)CIAgent.cc、CIAgent.jpのよーな感じならOKなので、方針転換。会社名を頭文字で表記すると、CIAになる語呂探し!例えば、Corporate Intelligence Agentなどなど。


ところが、会社の基本方針である「シンプル」とはどんどんかけ離れていく。2時間ほど、悩む。


ひらめく!「そーだ、ここはシンプルに『A』にしよー!」


なんだけど、a.comなんてドメインとれないし、aaa.comも無理。いくつaをつなげても、全滅(例えば、aaaaaaa.com)。一体aがいくつなら取れるんだ?ならば、『シンプルにA』にしちゃおっと、ちょいと「くくり」を拡張した。というわけで、simple Aにたどりついたわけ。(決して、「シンプルがええ(良い)」ってとこから来たんじゃないからね。)しかも、シンプル・エイって発音だと、シイ・アイ・エイってのと、どことなく似てるでしょ?*1


さて、こっからマジメな話。


会社名が決まったあと:


会社名が決まると、今度は、名前が、会社方針に影響してくる


シンプルだってことは、前からの信念なので、そのまんまなんだけど、Aの方がいろいろと。simple Aができたんで、じゃぁ次はsimple Bでしょってな思いが、フツフツと湧いてくる。simple Aはコンサルティング会社なんだけど、クライアントの会社について、あれこれとお手伝いするだけでなく、自らもいろんな会社作るわけ(まぁ、全てが法人登記までいかなくても、ビジネスとして作りこむまではするわけ)。そーしてないと、「会社って作って回していくの大変だよ」なんて話しても、誰も真剣に聞いてくれないでしょ。何事も経験なわけ。


そんで、simple Aは、例えて言えば、持ち株会社(または企画室)みたいなもんで、これから25個作ってく予定の、simple Bからsimple Zまでの親分会社(管理部門)って位置づけ。(Zまで行ったら、simple AAかな。)


ちなみに、今のところ、
simple B: (まだ秘密)
simple C: Construction
simple D: Design
simple E: (まだ秘密)
simple P: Photograph
simple T: (まだ秘密)
あたりまでは、着実に進行中。ホントは、Aから順番に仕上げていきたいんだけど、世の中そんなに甘くないので、順番不問。「それぞれの領域は何かつながりあんの?」ってよく聞かれるんだけど、「ないよ!」。ただ、みんなシンプルにやるよ。じゃないと、26個も作れないし。


そんなことを考えてると、新しい話が持ち込まれるたびに、その頭文字が気になるわけ。「Restaurantかー。Rでまだ空きだな。いっちょ、その話、乗ってみるかー」ってな感じ。


ってなわけで、結局何が言いたいのかって言うと、「simple Aって名前は、どちらかと言うと、単なる思いつきなわけ。でも、思いついちゃったが最後、最低でも26個の会社やビジネスを作らんことには気持ちが収まらない。不思議な原動力。たかが名前、されど名前。そーんな感じで、会社名に限らず、名前ってのは、とっても重要だよね」ってこと。

*1:今までに賛同してくれた人は誰もいない。賛同者は応援メールください。