校則やルールっちゅうもんは、そのヘンチクリンな性格にも関わらず、今日も、世の中で生き続けてるんよ
前回(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20120117)は、「高速」について書いたんで、今日は、「校則」について書きましょ。
こんな悩みを持ってる人がいるらしー
ルールとは破るためにあるのですか?一体なんですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1365139243
浮浪雲な私みたいのがゆーのも、アレですが、回答者ip1suさんとおんなじで、
僕は学生時代、校則を守ることに何の疑問も感じませんでした
むしろ、楽チンで、校則さえ守ってりゃええなんて、世の中very muchしあわせなんじゃら〜と思ってました。(*1
そんな私も、昨年、2回目の成人式を迎えて、今では、こんなこと考えちゃったりぃ〜
幸か不幸か分からんちーが、世の中には、マニュアルっちゅーもんがあるね。
マニュアルってもんには、3つ側面あるね。
- それさえ読んで従えば、どんなやつでも、それなりのことができる(マニュアル使用者)
- それさえ作っておけば、いろんなやつらを操れる(マニュアル作成者)
- いろんなパターンを熟知すれば、たいていのやつらの行動が、たいてい予測できる(マニュアル悪用者)
ご存じのとーり、simpleAは「マニュアル悪用者」として暗躍するわけで、「マニュアルあって、ありがとー」と感謝の日々です。
ところが、普通に考えて、世の中は、マニュアルを使ってる人と、マニュアルを作ってる人、それしかいないわけさ。*2
じゃ、どっちが幸せかって、そんなこと知らん。好みの問題だぜ。
ただ、一つだけ言えるのは、世の中は、「マニュアルに基づいて動いてて、例外処理ですら、例外処理マニュアルに沿って処理されてる、それでも解決できん例外が発生すると、新しいマニュアルが作成される」ってこと。
このマニュアルワールドを陰で支えてんのが、「校則/ルール」で育つ「マニュアル兵」たちですね。
語弊ありありで、あえて言っとくと、
校則なんて、めっちゃくちゃだ。
守る必要もなければ、守ったところで、たいして立派な大人になれるわけじゃーない。
破るのだって、簡単だし、誰もが、陰でコソコソ破ってるじゃーないか。
だけど、そんなヘンチクリンなもんが存在するっちゅうのが事実で、そんなヘンチクリンなもんに振り回されてんのが、僕たちの生活っちゅうもんだね。
こんなもん、実際の世の中で働くよーになってはじめて見せられたら、30回くらい気絶しちまうよ。
だから、僕ら、小さいときから、このヘンチクリンとの付き合い方を習うわけさ。
生徒はみんな知ってるさ。先生たちだって、校則にもてあそばれて、右往左往してるのを。
そんな中、ルールを適度に守って、適度に破る術を身に着けて、立派な兵になっていく。
そんな兵たちに支えられて、校則やルールっちゅうもんは、そのヘンチクリンな性格にも関わらず、今日も、世の中で生き続けてるわけさ
ってなわけで、結局何が言いたいのかっちゅうと、
ルールなんて、破りたければ、破ればいーさ。
でも、そんなこと、制度としては織り込み済みで、むしろ、そんな「横紙破り」がいてくれるおかげで、ルールっちゅうもんが生き延びてるんだよー*3
ルール破りなんちゅーもんに、無駄な体力使う*4前に、そーゆー、「からくり(≒モデル)」の方を、先に理解すべきじゃーないかね。
ってこと。